てぃーだブログ › 反帝連帯・平和・友情 › 2012年03月

2012年03月29日

横須賀基地その②

横須賀基地その②

夏の一般開放日の米軍基地側の様子です。


基地のゲートで警備の日本人職員に荷物のチェックを受けます。荷物検査にクレームをつけた年配の男性が、警備の職員に「気に入らないようなら入っていただかなくて結構だ!」と大声で怒鳴られてました。米軍側にすれば、「お客様をお迎えする」のではなく「許可して立ち入らせてやっている」というスタンスなのでしょう。


お店で買い物ができたり、レストランで食事ができたり、屋外にバーベキューのコーナーもありました。にぎやかです。


みんなリラックスして、雰囲気はまさに「アメリカ」の休日といった感じ。軍事に関心がなくても楽しめます。


こちらは「艦船修理廠(SRF)」の様子。戦前からの技術の蓄積があり、「できない修理はない」と言われます。「なんでもやります」がスローガンで、米軍の活動を支えるべく機能しています。


第7艦隊旗艦の「ブルーリッジ」です。横須賀を母港としています。揚陸指揮艦という艦種で、高い艦隊指揮能力を持ちます。遠目に見ると空母のように見えますが、ヘリの発着能力があります。


艦内では様々な展示をしています。艦のグッズの販売もしていました。

基地の一般開放は問題点も少なからずありますが、軍隊や基地に反対にせよ賛成にせよ、軍事力の現状や基地の実情を知る機会であることも確かです。  


Posted by 平和友好祭 at 11:37Comments(0)基地問題

2012年03月21日

横須賀基地その①

横須賀基地です。これらの写真はすべて事務局のオリジナルです。


空から見た横須賀基地です。米軍基地の部分のみで、右方面に海上自衛隊の地区もあります。
ときどき基地の一般開放日があります。その日にあわせて観光ツアーが組まれたりしているようですが、基地内の様子や艦船を見学する良い機会です。


ひゅうが型護衛艦1番艦「ひゅうが」です。DDHつまり「ヘリコプター搭載駆逐艦」となりますが、実際には「ヘリ空母」と呼ぶべき艦でしょう。実際に見ると「空母」の風格があります。
全長197メートル、基準排水量13500トンで、哨戒ヘリを最大で11機搭載できます。一部では垂直離着陸攻撃機を搭載しようとしているのではないか!…という指摘もありますが、飛行甲板はそれに耐える構造ではないそうです。また、今の海上自衛隊の活動内容や世界で起きる紛争を見れば、そういう必要はないでしょう。ただし、攻撃機はダメで哨戒機ならオッケーという問題ではありません。


ヴェルニー公園から「ひゅうが」の横アングルです。


左がDDG174「きりしま」、右がDDG171「はたかぜ」です。
「きりしま」はこんごう型イージス艦で1995年就役です。レーダーとミサイルや火砲の連動で多数の目標の攻撃が可能です。
「はたかぜ」は就役が1986年ですから、艦齢は高めですね。

横須賀基地の写真はまた後日つづきをアップします。  


Posted by 平和友好祭 at 11:32Comments(0)基地問題

2012年03月15日

今年も「オキナワの旅」やります

「第19回被戦地オキナワ青年の旅」…復帰40年である2012年は5月12日(土)~16日(水)に取り組みます。
各都道府県、労組に発文済みです。

以下は昨年の「オキナワの旅」の写真です。


読谷村のチビチリガマで学習。例年は元読谷村議会議員の知花昌一さんにご案内をお願いしていたのですが、知花さんが京都の大学に「留学中」とのことでした。そこで、私鉄沖縄のアイドル、ガッキーこと新垣さんにご案内をお願いしました。読谷村では座喜味城址、シムクガマ、チビチリガマ、象のオリ跡で沖縄戦の際の「集団自決」や基地撤去のたたかいについてまなびました。


ひめゆり資料館前にて。ガッキーの出身の沖縄バスは平和ガイドの育成に取り組んでいるそうです。


アブチラガマの出口にて。沖縄戦で亡くなった人々に黙祷をささげました。
軍隊が民衆を守るものではなかったことをまなびました。現政権の「抑止力」論議のむなしさを感じました。


平和行進に参加。
2011年は震災の影響で全国募集なしの1日のみの開催でしたが、内地からも沖縄県内からもたくさんの仲間が参加しました。


辺野古でヘリ基地反対協の安次富さんのお話を聴きました。新基地建設反対の決意をあらたにしました。


北部地区労議長の中里さん(左)から、労働組合が基地建設反対をどう取り組んできたのかお聞きしました。


最終日の夜はバーベキュー。この頃になるとみんなすっかり仲良しです。


最後にビーチで記念撮影。他にも、嘉手納基地、普天間基地、読谷補助飛行場跡などにも行きました。宿泊はコザと名護です。コザでは、民謡居酒屋、ステーキ、旧Aサインバーなど夜の交流も楽しみました。

いまどきの労働組合関係の取り組みとしては4泊5日という長丁場のうえ、けっこうハードスケジュールです。おまけに雨天です(梅雨なので仕方ないですが…)
でも、そのくらいこなせないと、平和も職場も守れません。
  


Posted by 平和友好祭 at 23:52Comments(0)青年共闘運動

2012年03月13日

原発いらない 3・11福島県民大集会

原発いらない 3・11福島県民大集会
3月11日 郡山市開成山野球場にて1万6千人が参加しました。呼びかけ人の1人である福島大学副学長の清水修二さんは、「事故以来、私たちの平穏な日常が一変した。ふるさとに戻り、身内の行方を捜すことさえできない。子どもたちの将来が断ち切られ、農家は作物を作れば非難される。一見すると街は無事だが、子どもの姿はなく、人口が少しずつ減っている。避難生活が長引くにつれ、長引くにつれ、地元に帰る気も薄れていく。これまで、こんな悪夢のような事態を想像しなかった。福島で何が起きているか、まだ多くの国民は知らない。電力や経済の影響を理由に原発を再稼動させる動きが全国にあるが、福島県民の気持ちは一つ、原発いらない、だ。全国の心ある人々に私たちの声を届けよう」と述べました。
その後、福島の人々から決意表明がありました。福島で生きていくという力強い決意がひしひしと伝わってきました。
福島の声よ、全国に届け!


県内外から1万6千人が参加し、内野スタンドは満員。放射線量が高いために当初は使用予定のなかった外野スタンドにも参加者があふれた。


加藤登紀子さんのコンサートの後、立ち上がって拍手するみなさん


内野2階スタンド最上段から超広角レンズで狙った会場全景


福島県平和フォーラム代表の竹中さん(福島県教組)が開会あいさつ


「福島で生きていきたい」


集会後、3コースに分かれてデモに出発。写真は須賀川市のみなさん。
  


Posted by 平和友好祭 at 11:58Comments(0)福島