てぃーだブログ › 反帝連帯・平和・友情 › 2012年08月

2012年08月04日

被爆67周年原水禁世界大会広島大会1日目

原水禁広島大会が始まりました。


開会集会。脱原発という方針を確認しました。




折鶴平和行進です。暑いなかみんながんばりました。



原水禁、連合、核禁会議の3団体共催による「核兵器廃絶平和ヒロシマ大会」です。

開会あいさつ 核禁会議 加藤秀治郎議長
「核兵器廃絶の動きの一方でイラン、北朝鮮の核開発の問題は深刻。原爆投下から67年経っても被爆者の苦しみは残っている。核兵器の廃絶に向けた行動が必要」(原発には触れず)

主催者代表あいさつ 連合 古賀伸明会長
「日本は核兵器保有国と非保有国の橋渡しとなる。連合は核兵器保有国に具体的な削減計画の明示と、ヒロシマ・ナガサキを代表者が訪れるよう働きかける。被爆者支援、2世、3世の健康問題も解決すべき。大型の自然災害が避けられない日本では原発の重大事故が起こりうる。事故で広範な範囲に被害が出ている現実がある。連合は中長期的に原子力の比率を減らし、最終的にはなくす。原子力に変わるエネルギーを模索する」

閉会あいさつ 原水禁 川野浩一議長
「原水禁は核と人類は共存できないことを理念としている。昨年の3月以降、多くの人々が原子力の安全性に疑念を抱いているなかで、3団体がこの問題を避けては通れないと昨年のこの大会で申し上げた。原子力発電が安全保障に資するという見方は、国是である非核3原則を踏みにじる、きわめて憂慮すべき事態。今こそ3団体の存在意義が求められているときはない。ヒロシマ・ナガサキを繰り返さないために、フクシマを繰り返さないために、ピースフロムヒロシマでがんばろう」
  


Posted by 平和友好祭 at 23:46Comments(0)広島

2012年08月04日

県民大会は延期

明日、予定されていた県民大会は台風11号接近のため延期となりました。
新しい日程、会場は協議中とのことです。  


Posted by 平和友好祭 at 22:25Comments(0)基地問題

2012年08月03日

8月5日は宜野湾市海浜公園多目的ひろばへ!

8月5日午後3時から、宜野湾市海浜公園でオスプレイの配備に反対する県民大会が開催されます。
オスプレイ配備への批判の高まりのなかで、政府はオスプレイの訓練を粟国島や伊江島など離島で行う案を示していると報道されています。離島なら訓練を行っても良いのでしょうか。それは、内地ではダメだが、沖縄では良い、というのと同じ発想ではないでしょうか。高江ではヘリパッド建設の工事が再開されています。県民大会で、オスプレイ反対の意志を政府・米軍に示しましょう。



以下の写真は、2010年4月25日に読谷村で開催された普天間基地の閉鎖と県外・国外移設を求める県民大会です。このときは8万人の人々が集まりました。8月5日の大会も御万人の力で成功させましょう。
ちなみに、事務局はこの4月25日の県民大会のときは日焼けで大変でした。8月5日も暑さ対策、日焼け対策をオススメします。



クローズフテンマ!



県内各地の青年会も参加しました。


こちらは教組の仲間たちです。



ステージ上からの会場全景です。本当にたくさんの人たちが参加していました。
  


Posted by 平和友好祭 at 13:50Comments(0)基地問題

2012年08月02日

原水禁世界大会広島大会「青年交流会」に参加を

被爆67周年原水爆禁止世界大会広島大会が8月4日~6日まで、長崎大会が8月7日~9日まで行われます。
広島大会では、8月5日(日)14:00~16:30 の日程で、JR横川駅近くの自治労会館3階で「青年交流会」が行われます。
広島の私鉄の仲間から、青年労働者がどうして核兵器廃絶を訴えるのかを反核平和の火リレーを実践してきた立場から報告を受けます。さらに、福島第1原発事故の警戒区域内に自宅のある仲間から、避難生活や現在の仕事の状況について報告を受けます。
たくさんの仲間の参加をお待ちしています。

以下の写真は昨年の原水禁広島大会の様子です。


炎天下での折鶴平和行進の出発です。


原水禁、連合、核禁会議の合同の「平和ヒロシマ大会」での原水禁の川野議長のあいさつです。


「平和ヒロシマ大会」の会場全景です。韓国のゲストは「ノーモアフクシマ!」と連呼し、スウェーデンのゲストはチェルノブイリの原発事故で森のキノコが食べられなくなった経験を話していました。日本人ももっとはっきりものを言った方が良いですね。


青年交流会の様子です。昨年は広島の被爆3世の仲間から講演を受け、その後、福島の自治労、教組、林野の青年部や女性部の仲間の報告がありました。討論、交流もかなり盛り上がり、時間が足りなくなったほどでした。


夜は原爆ドームを人間の鎖で取り囲み、核廃絶を訴えました。
  


Posted by 平和友好祭 at 12:06Comments(0)広島

2012年08月01日

原水禁世界大会福島大会アピール

7月28日に福島市の教育会館で開催された福島大会で採択されたアピールを紹介します。

被爆67周年原水爆禁止世界大会・福島大会アピール

 昨年3月11日、東日本一帯を襲った巨大地震は、多くの命と生活基盤を根こそぎ奪い取る未曾有の被害をもたらしました。あらためて震災で犠牲になられた方々に哀悼の意を表します。
 この震災によって福島第一原発は、電源喪失、メルトダウン、水素爆発などで海・空・大地を大量の放射性物質で汚染し、その影響は長期に渡るものとなっています。環境はもとより、人々の暮らしや健康を破壊し、社会・経済に崩壊と混乱をもたらしました。福島では、いまも16万人を超える避難者を生み出しています。残念ながらいまも事故は収束に至らず、収束に向けた取り組みは40年、50年と長期に渡ることが明らかになっています。その間さらに被害が拡大することも心配されます。私たちは一日も早い事態の収束を願い、東京電力や政府関係者のさらなる努力を強く要請します。
 国会の事故調査委員会は、今回の事故を政府や東電による「人災」であったと厳しく指弾しています。長年の馴れ合い体質、技術に対する驕りなど「原子力ムラ」が抱えていた問題が明らかとなりました。私たちもこれまで地震や津波の危険性を訴え、地震大国日本における原子力施設の立地の危険性を強く訴えてきました。しかし、力及ばず、今回の事態を迎えてしまいました。原子力推進派は、原子力発電所の「安全神話」を宣伝し、原発震災を問題としてきませんでした。経済効率を優先し、安全性をないがしろにしてきた結果が今回の事故につながったのです。その責任は重大です。
 今後、事故の収束と被災者への謝罪と賠償、健康への補償など様々な課題が山積しています。厳しい環境に置かれている被災者へ早急な取り組みが求められています。さらに放射能汚染の実態や事故原発の現状に関する正確な情報公開も必要となっています。私たちは、核による被災者の要求を支えていくことが重要です。被災者支援にさらに力を入れていきましょう。
 福島原発事故は、チェルノブイリ原発事故と並ぶ原発史上最大級の事故となりました。ヒロシマ・ナガサキが原爆の惨禍から立ち上がったように、私たちはまた、この「フクシマ」から立ち上がらなければなりません。放射能被害の下で「健康」や「生活」への不安、差別と偏見を断ち切らねばなりません。
 これまで私たちは「核と人類は共存できない」として、核兵器廃絶とヒバクシャ支援、脱原発の運動を進めてきました。今、あらためてその運動の質が問われています。「フクシマ」の現実とどう向き合っていくのかが、私たちの大きな課題です。
 今年の被爆67周年原水爆禁止世界大会は、ここ福島大会を皮切りに、広島大会、長崎大会と続いていきます。原発も基地も戦争も、合意なき「国策」として、私たち一人ひとりの「命」を軽んじてきたものです。もうこれ以上「命」が軽んじられてはなりません。豊かな自然とすこやかな「命」を守るためにここ福島から声を上げ、大きな行動や政策転換に結び付けていきましょう。
 私たちは「核」に負けてはいけません。そして豊かな福島を取り戻しましょう!

2012年7月28日
被爆67周年原水爆禁止世界大会・福島大会
  


Posted by 平和友好祭 at 15:33Comments(0)福島