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2018年04月30日

「第29回ヒロシマの旅」は6月1日~3日

平和友好祭主催の「第29回ヒロシマの旅」は6月1日(金)~3日(日)にかけて開催します。今年度の反核平和の火リレーに向けて、多くの仲間の学習と交流の場となることを訴えます。また、被爆者の平均年齢が80歳を超すなか、被爆者から直接の講話を受ける機会はとても貴重になっています。青年だけでなく、家族連れでの参加もできます。実際に、以前は毎年のようにお子さん連れで参加する仲間がたくさんいました。

6月1日(金) 原爆資料館見学、被爆2世による講演、映画鑑賞、平和友好祭総会
6月2日(土) 大久野島の毒ガス製造施設跡見学と講演、夕食交流会
6月3日(日) 被爆者の講話、平和公園の慰霊碑めぐり、平和の火採火式

以上の予定となっています。
案内の文書はすでに各県の実行委員会、労働組合にお送りしています。
多くの仲間のご参加をお待ちしています。



  



2018年04月28日

板門店宣言全文

韓半島の平和、繁栄、統一に向けた板門店宣言

大韓民国の文在寅大統領と朝鮮民主主義人民共和国の金正恩国務委員長は、平和、繁栄、統一を願う全同胞のひたむきな意向を込め、韓半島で歴史的転換が起きる意味深い時期に、2018年4月27日、板門店の平和の家で首脳会談を行った。
両首脳は、韓半島にこれ以上戦争はなく、新たな平和の時代が開かれたことを8千万の同胞と全世界に厳粛に宣言した。
両首脳は冷戦の産物である長年の分断と対決を一日も早く終息させ、民族的和解と平和繁栄の新しい時代に果敢に向かい、南北関係をより積極的に改善・発展させるべきという確固たる意志を込め、歴史の地・板門店で次のように宣言した。

1.南と北は、南北関係の全面的・画期的な改善と発展を成し遂げることで、途切れた民族の血脈をつないで共同繁栄と自主統一の未来を早める。南北関係を改善し、発展させることは、全同胞の一途な望みであり、これ以上先送りできない時代の切迫した要求だ。
ⓛ南と北は、わが民族の運命は自ら決定するという民族自主の原則を確認しており、すでに採択された南北宣言とすべての合意を徹底的に履行することで、関係改善と発展の転換的局面を切り開く。
②南と北は、高官級会談をはじめとする各分野の対話と交渉を早期に開催し、首脳会談で合意された問題を実践するための積極的な対策を打ち立てる。
③南と北は、当局間協議を緊密にし、民間交流と協力を円満に保障するため、双方の当局者が常駐する南北共同連絡事務所を開城地域に設置する。
④南と北は、民族的和解と団結の雰囲気を高めるため、各界各層の多方面的な協力と交流、往来と接触を活性化する。内部では6.15をはじめ、南と北の両方に意義がある日を契機に、当局と国会、政党、地方自治体、民間団体など各界各層が参加する民族共同行事を積極的に推進し、和解や協力の雰囲気を高めながら、外部では2018年アジア競技大会をはじめ、国際試合に共同で進出し、民族の知恵と才能、団結した姿を全世界に誇示する。
⑤南と北は、民族分断により発生した人道的問題の早急な解決のために努力し、南北赤十字会談を開催して離散家族・親戚の再会を含む諸問題を協議し、解決する。来たる8.15をきっかけに、離散家族・親戚の再会を進める。
⑥南と北は、民族経済の均衡的発展と共同繁栄を実現するため、10.4宣言で合意された事業を積極的に推進し、1次的に東海線および京義線鉄道と道路を連結し、現代化して活用するための実践的対策を取る。

2.南と北は、韓半島で先鋭化する軍事的緊張状態を緩和し、戦争の危険を実質的に解消するため、共同で努力する。
①南と北は、地上と海上、空中を含むすべての空間で、軍事的緊張と衝突の根源となる相手側に対する一切の敵対行為を全面中止する。来たる5月1日から軍事境界線付近で、拡声器放送とビラ散布を含むすべての敵対行為を中止し、その手段を撤廃し、今後の非武装地帯を実質的な平和地帯にする。
②南と北は、西海の北方境界線一帯を平和水域にし、偶発的な軍事的衝突を防止し、安全な漁労活動を保障するための実際的な対策を打ち立てる。
③南と北は、相互協力と交流、往来と接触が活性化されることによる様々な軍事的保障対策を取る。南と北は、双方の間で提起される軍事的な問題を、滞りなく協議・解決するために、国防部長官会談をはじめとする軍事当局者会談を自主開催し、5月中に将官級軍事会談を開く。

3.南と北は、韓半島の恒久的で強固な平和体制構築に向けて積極的に協力する。韓半島の正常ではない現在の休戦状態を終息させ、確固たる平和体制を樹立することは、これ以上先送りできない歴史的課題である。
①南と北は、いかなる形の武力も互いに使用しないことに対する不可侵合意を再確認し、厳しく遵守する。
②南と北は、軍事的緊張が解消され、互いの軍事的信頼が実質的に構築されることで段階的に軍縮を実現する。
③南と北は、休戦協定締結65年になる今年に終戦を宣言し、停戦協定を平和協定に転換し、恒久的で強固な平和体制構築に向けた南・北・米三者または南・北・米・中四者会談の開催を積極的に推進する。
④南と北は、完全な非核化を通じて核のない韓半島を実現するという共同の目標を確認した。南と北は、北朝鮮側が取っている主導的な措置が韓半島の非核化に向けて非常に有意義で重大な措置だという認識を共有し、これからそれぞれ自身の責任と役割を果たす。南と北は、韓半島の非核化に向けた国際社会の支持と協力のために積極的に努力する。両首脳は、定期的な会談とホットラインを通じ、民族の重大事を随時、真摯に議論して信頼を厚くし、南北関係の持続的な発展と韓半島の平和と繁栄、統一に向けた良い流れをさらに拡大するために共に努力する。文在寅大統領は、今年秋に平壌を訪問する。

2018年4月27日 板門店
大韓民国大統領文在寅 朝鮮民主主義人民共和国国務委員会委員長金正恩
  


Posted by 平和友好祭 at 23:32Comments(0)国際連帯政治問題

2018年04月11日

「第25回被戦地オキナワ青年の旅」は5月11日~15日に開催

「第25回被戦地オキナワ青年の旅」は5月11日(金)~15日(火)の開催となります。
すでに先月中に各県実行委員会や労組には発文を済ませていますので、ご確認ください。
取り組みの概要は以下のように予定しています。

5月11日(金)
那覇空港で集合
嘉数高台から普天間基地視察
結団式~夕食交流
宿泊:沖縄市内

5月12日(土)
読谷村でフィールドワーク(案内は知花昌一さん)
「道の駅かでな」から嘉手納基地視察
ひめゆり資料館
アブチラガマ追体験
夕食交流
宿泊:沖縄市内

5月13日(日)
平和行進と県民大会に参加
恩納村で献花
分散会と夕食交流
宿泊:国頭村内

5月14日(月)
辺野古で座り込みに参加
名護市内または高江で学習
自主学習
夕食交流
宿泊:国頭村内

5月15日(火)
解団式
那覇空港で解散

沖縄の仲間たちのたたかいにまなび、労働組合が反戦平和運動に取り組む意義について考え合う取り組みです。
ぜひ、職場、単組、地域で仲間と声をかけあってご参加ください。
問い合わせは事務局までお寄せください。

昨年の取り組みは以下でご覧になれます。
http://heiyusai.ti-da.net/e9571283.html
  


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