東京でオスプレイ配備反対の全国集会

平和友好祭

2012年11月05日 14:57

平和フォーラムなどの呼びかけによる「止めるぞ!オスプレイの沖縄配備 許すな!低空飛行訓練 11.4全国集会」が東京・芝公園23号地で開催され、全国から4千人の仲間が集まりました。

主催者挨拶は平和フォーラム事務局長の藤本泰成さんと、ピースボート共同代表の野平晋作さんです。
藤本さんは、「オスプレイの配備には3つの問題がある。①いつわりの日米合意をもとに欠陥機を配備していること、②日本政府が国民ではなく、米国の側に立った対応をしていること、③米国内でも拒否されている訓練を日本で行おうとする米政府の姿勢だ。オスプレイの普天間配備に全国からノーをつきつけよう。事故が起きてからでは遅い」とあいさつしました。
野平さんは「12月にはオスプレイの訓練が全国で行われる予定。私たちは住民、議員、首長を巻き込んでたたかいを進めよう。まず、沖縄に配備させない運動を全国から進めることが大事だ」と述べていました。
沖縄平和運動センター事務局長の山城博治さんは「10万人の県民大会や県議会の反対決議など、県民のこれだけの反発を浴びてもオスプレイは配備された。私たちの怒りは頂点に達している。地位協定の運用改善で済むなら、沖縄県民の67年間の苦悩は何だったのか。機動隊に守られて運用されている普天間基地には未来はない。私たちは総決起して政府にたたかいを挑まねばならない」と訴えました。
その後、非核市民宣言運動・ヨコスカの新倉裕史さんや静岡県平和・国民運動センターの鈴井孝雄さんらから発言がありました。
集会後、参加者は都内をデモ行進しました。


あいさつするピースボートの野平さん


全国の仲間の決起を訴える沖縄平和運動センターの山城さん


労働組合や市民団体などたくさんの仲間が集まりました


プラカードを掲げてオスプレイノーのシュプレヒコール


藤本さんや山城さんを先頭にデモ行進に出発しました

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