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2020年09月08日

第77回平和友好祭全国総会の報告

「第31回ヒロシマの旅」の初日の9月5日夕方に第77回平和友好祭全国総会を開催しました。
代表委員である林野労組の齋藤青年女性委員長によるあいさつに続き、事務局から議案提案を受けました。その後、各県実行委員会からの発言という形で運動交流を行いました。

(徳島)コロナで32回目のリレーは断念し、各地区実行委員会での街宣行動に取り組んだ。もとは実施する方向で準備していたが、ある労組から「本当に実施するのか」「物販はカンパではダメなのか」という意見が寄せられた。状況を聴くと、「仲間にリレー運動を拡げる自信がない」「物販への職場の反応が怖い」という気持ちがあることが分かった。今年は走ることは断念したが、大衆に訴える、本気度が伝わる、達成感があるなど、実際にリレーを実施する優位性がある。リレー運動の重要性をあらためて感じた。
(広島)75年目の8月6日に向けた大事な取り組みとしてリレー運動を実施した。日程、コースは短縮したが、全自治体を通過し、一つの地区を除いてすべて取り組んだ。原水禁はウェブ開催、平和行進は中止というなかで、準備の段階も反対意見はなかった。広島市役所前集会では市長、市議会議長、労働組合、市議団の参加があった。被爆者団体からも「厳しいなかでよく実施を判断してくれた」という感謝の言葉をいただいた。初めて運営に関わったスタッフも「貴重な経験だった」と言ってくれた。取り組んだ意義は大きかった。今後は県祭典をどうするかが課題。
(島根)実行委員会では「夏祭りも中止なのにリレーができるのか」「屋外の取り組みなのだから実施できる」など賛否が分かれたが、多くの労働組合の参加を得て実施できた。今後の課題は、各地区実行委員会絵の担い手の育成。現在はOBのみなさんの力もお借りしてやっと平和の火をつなぐことができている。地区実行委員会を開催して学習や交流を行いたいという声もある。
(高知)6月に実行委員会を開催。「今年はできない」と思っていたが、青年部から「屋外の取り組みだから大丈夫」「リレー運動に代わる取り組みはない」という意見があり、例年通りの日程で開催した。参加できなかった労組もあったが、参加した労組は逆に例年よりランナー数が増えた。ランナーがいない区間を、先輩が走り継ぎたいということで20キロも走ってくれた。リレーリーフを使った学習会では、リレー運動や核兵器廃絶の運動を続けてきた人たちの思いに触れることができた。
(長崎)リレー運動を実施する前提で準備を進めていたが、一部の地区から「コロナに感染したらどうするのか」という反対があった。同じ長崎県内でも、原爆や反核運動に対する気持ちには温度差があることが明らかになった。県内で感染者が出た報道を受けて、スタート前日に街宣に変更という決断に至った。いずれにしても、今年は夏休みの短縮で子どもたちの参加は得られなかったので、来年は子どもたちや今年は参加しない予定だった地区・労組の仲間と一緒にリレー運動を再開したい。

以上の発言を受け、議案を全体の拍手で採択し、総会を終了しました。
第77回平和友好祭全国総会の報告


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