雨の中の原水禁世界大会広島大会

平和友好祭

2014年08月06日 23:15

被爆69周年原水爆禁止世界大会広島大会が8月4日~6日の日程で開催されました。
今年3月末時点で被爆者健康手帳を持っている人の平均年齢は79.44歳、また、初めてその数が20万人を割ることになりました。広島市内では6万1666人の方が被爆者手帳を持っています。青年が被爆体験や反核運動をどう継承していくかが重要な課題となっています。
4日午後は折鶴平和行進を行いました。


海外ゲストや川野議長を先頭に行進に出発


労働組合や地域の人々も参加しました。出発直後から振り出した雨にうたれながらの行進でした。


開会総会には3300人のみなさんが集まりました。


川野議長のあいさつです。


被爆者の池田精子さんからの訴えです。被爆当時のことや戦後の歩みを話し、核兵器廃絶が被爆者の思いだと訴えていました。


福島からは福島県平和フォーラムの角田さんが原発の廃炉に向けた決意を訴えました。
高校生平和大使のアピール、藤本事務局長の基調提案の後、「原爆許すまじ」を合唱しました。


2日目の午前中は各分科会が行われました。「見て、きいて、学ぼうヒロシマ」の分科会では、元原爆資料館の館長(第9代)の原田浩さんから、6歳のときの被爆体験や、原爆についての基礎的な知識、核兵器廃絶についての思いを訴えを受けました。


午後は各自主企画です。「青年交流会」には11人の仲間が参加しました。夕方は連合の平和集会がありました。
6日は43年ぶりに雨の下での慰霊式典となりました。
7日から9日までは長崎大会となります。

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