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2014年10月01日

第39回平和友好祭中央祭典特別決議

ドタバタでもう一週間が過ぎてしまいましたが、9月23日の平和友好祭中央祭典の集約集会で採択された特別決議を紹介します。

沖縄のたたかいと連帯し、辺野古新基地建設を阻止する特別決議

自民党・安倍政権はオール沖縄による反対を踏みにじり、カネの力で沖縄に分断を持ち込み、辺野古新基地建設の着工を強行した。「負担軽減」なる欺瞞を口実にした政府による基地のたらいまわしと押し付けに対して、沖縄からは満腔の怒りが表明され、沖縄に犠牲を強要する日本の政治・経済・社会における構造的差別を糾弾する怒りの声が満ち溢れている。
新基地建設が進められようとしている辺野古には、連日、多くの人々が駆けつけている。キャンプ・シュワブ沖の海上ではカヌー隊による抗議行動が展開され、ゲート前では24時間体制での座り込みと通過しようとする工事車両への抗議が粘り強く継続されている。仲間たちの決起に対し、政府は自らの傭兵たる海上保安庁によるむき出しの暴力を伴う卑劣な弾圧を加えている。
辺野古新基地は、ありもしない外国からの侵略から沖縄や日本を守るために建設されるのではない。在日米軍基地がアジア・中東への出撃拠点として機能してきた歴史的事実から目をそらすわけにはいかない。航空基地と軍港を併設する辺野古新基地は、日米軍事力が一体でアジアや中東の人々の生活と生命と尊厳を踏みにじる一大拠点となるべく建設されている。日本国内の基地はかつてはベトナムを攻撃する出撃拠点であった。21世紀に入ってからも、米軍の攻撃がイラクとアフガニスタンの経済と社会を混乱させ、人々に貧困と辛苦をもたらしている。それに抗議する現地の人々はテロリスト呼ばわりされ、「自由」と「正義」の名の下に侵略の銃口を押し付けられている。自衛隊は米軍の随伴者としてアジア・中東に展開している。
平和友好祭運動に結集する私たち青年労働者は、加害者かつ差別者の立場に甘んじることを断固拒否する。青年労働者は沖縄やアジア・中東の人々の犠牲と困難と辛苦の上に立脚する虚構の平和を甘受することを拒否する。それはまず、名護市辺野古でたたかい続ける人々と同じ立場たらんことを追求するものである。ベトナム戦争の時代に横浜・村雨橋と相模総合補給廠前で米軍の戦闘車両の輸送を阻止したかつての青年学生のたたかいの精神を引き継ぐ私たちこそが成し遂げることのできる課題である。
全国から中央祭典に結集した私たち青年労働者は、中央祭典の開催地となった「第2の基地県」である神奈川から、「基地の中の沖縄」でたたかう仲間たちに熱烈な連帯のエールを贈る。そして、反戦・反基地・反安保のたたかいを強め、私たちが先頭に立ち全国の職場・学園・地域から辺野古現地闘争に多くの仲間を送り出すことを決意する。
オスプレイは沖縄にも神奈川にも要らない。米軍基地は沖縄にも神奈川にも要らない。新基地は県内にも県外・国外にも要らない。
以上、決議する。
2014年9月23日
第39回平和友好祭中央祭典参加者一同

第39回平和友好祭中央祭典特別決議


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Posted by 平和友好祭 at 00:09│Comments(0)青年共闘運動
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